北摂里山文化保存会
台場クヌギの森

ニューホープ登場

毎日暑すぎ〜と思っていたら雨が降り続いた変な?夏もようやく過ぎ、ようやく秋が来た…と思ってほっとしていたのに、急にまたガンガン暑くなった9月19日(日)、定例の里山整備活動を行いました。


この日の活動には期待の新人!なんと現役大学生のミヤケくんが参加してくれました。ミヤケくんは某大学の農学部に在籍していて、授業(このご時世なのでオンラインだそうです)で先生から北摂地域の台場クヌギのことを教わり、不思議な形状に興味を持ってネット検索したところ、保存会にサイトにたどり着いたとのことです。

それにしても連絡してくれて即、里山に来てくれた行動力は大したものです。

こちらが初参加のミヤケくんです。40歳も50歳も歳の離れたおっさんに挟まれてやや緊張気味?

さて、この日の活動は台場クヌギから樹液がでている状況を把握することと、台場クヌギの群落のそばに生えているウルシの木を切り倒すことです。

シノダ隊長とミヤケ隊員が台場クヌギを一本一本見て回って、樹液を出しているかどうかチェックしていきます。
樹液を出していることを確認した台場クヌギを地図にマークしました。

樹液を出している台場クヌギを確認することで、今後のクワガタランドの可能性が掴めます。
この時期、樹液はほぼ出終わっているので、この日の調査は参考程度で、来年の夏に改めて調査するつもりです。

台場クヌギの周りにウルシの木がぐんぐん伸びています。
ウルシも切り株から芽が出る「萌芽再生力」が強い植物ですね。
バッサバッサと切り倒して、台場クヌギの周りがスッキリしました。
アケビの実がなっているのを発見!どこにあるか分かるでしょうか。
下の方の辛うじて採れたアケビの実はミヤケ隊員にプレゼント。
大事に家に持ち帰った彼は、初めてアケビの実を食べたそうです。
台場クヌギの森

樹液を求めてカブトムシ

8月の定例活動日はお盆を外して、1週遅れの22日(日)としました。
今回の参加者は会員2名と、里山保全に興味を持たれて活動を覗きに来られた方1名と、地元・黒川の方1名を合わせて合計4名です。

このところ毎日雨・雨・雨…だったので心配で、この日も朝方にザーッと降りましたが活動を始める頃には止み、そのまま降らずにもちました。
日頃の行い?

この日の活動テーマは2つ。
ひとつは、川西市内のある小学校からリクエストがあった、不要な木を切り出すこと。
小学校で子供たちがノコギリで丸太を切る体験をするそうです。

樫の木?を数本切って小学校に提供しました。
黒川の水口さん、ご協力ありがとうございました。

子供たちが同じ市内の山から切り出された木で里山体験をするのは素晴らしいです。
自然環境に興味を持ってくれたら嬉しいです。

もうひとつの活動テーマは、シノダ隊長念願の「クワガタランド」づくりです。
台場クヌギの森では、夏のこの時期、クヌギから出ている樹液を求めてカブトムシやクワガタムシ、カナブンなどの甲虫類が集まってきます。
ただ、以前に比べると集まるのが減っているようです。

「クワガタムシやカブトムシがたくさん集まるクヌギ林」の復活を夢見るシノダ隊長が育てたクワガタムシのつがいや卵を、クヌギの木のウロに入れます。

育てたオオクワガタを手に微笑むシノダ隊長
ここが君たちの新しいおうちだよ
元気でたくさん卵を産んでおくれ!
この所の長雨でダンドボロギクがボーボーの大繁殖してました。
刈り払い機でバッサバッサと刈り払いました。

台場クヌギの森

夏は暑い!でも里山は爽快!

お伝えするのが遅れましたが去る7月5日の神戸新聞に、私たちの里山保全活動と天然記念物指定のことが載りました。

取材していただいた神戸新聞斎藤記者どうもありがとうございました。

里山班の今月7月の定例活動日は、都合により1週間延びて25日(日)となりました。
梅雨もとうに空けて、早朝から日差しがガンガン、セミがギャーギャー鳴くという、絶好の⁈里山整備日和となりました。

本日の参加者は3名。
猛暑の中で無理してはいけません、修行と覚悟できる人だけで頑張りましょう。

まずは入り口付近にボーボーに伸びまくっていた木を伐ります。

チェーンソーを振るうシノダ隊長と、それを見守るムラカミ隊員。
ちなみにムラカミ隊員の笠は大峰山での修行用の霊験アラタカなものです。

続いて、前回に引き続いてエドヒガン周りの雑木を切り倒します。

何年も(何十年も?)手が入れられていなかったので、大きく伸びた樹木に藤の蔓が絡みついています。
チェーンソーで蔓を切っていると、まさに木を救出している感じがします。

およそ2時間、蔓を切ったりいらない木を切り倒したりして、エドヒガンの周りは太陽の光が降り注ぐようになりました。
里山を流れる風も吹き込むようになり、作業で吹き出した汗を心地よく乾かしていきます。
作業は大変でしたが、この風に吹かれるだけで達成感も満足感も十分です。
「テント持ち込んで合宿したいね」「背負子に缶ビールをケースごと載せて運んで乾杯したいね」

立派なエドヒガンを挟んで、満足感たっぷりのムラカミ隊員とカナブチ隊員。
来年の春にはここでお花見宴会ができますように。

エドヒガン・エリアの整備はひとまずこれで完了です。
次回8月からは、台場クヌギゾーンに繁茂しまくっている草を刈ります。

鹿も食べない植物が茂っています。
来月の課題はこいつらだ。

台場クヌギの森

薄暗い林にお日様燦々差してきた

6月20日(日) 里山班の定例(毎月第3日曜日)活動日です。
先月に続いて太陽が燦々と輝くいいお天気になりました。
梅雨の真っ最中で、前日まで雨降りの日々だったのにラッキーです。
「雨を呼ぶ里山班」の汚名?も返上です。

この日の参加者は6名。前回に引き続き、エドヒガンの周りの雑木や蔓を伐採していきます。
長く太い蔓をなんとか外せないか…と力一杯引っ張るムラカミ隊員。しかし幹に絡んだ蔓は簡単には外れませんでした。ブランコできます。

結構蒸し暑かったので、9時から始めておよそ2時間半で全員の体力が尽きました。
それでも空調服を着用していたオオヤシキ隊員とムラカミ隊員はまだマシな表情。
「これ、一度着たらもうやめられまへんわぁ〜」とのたまってました。

やはり人数が多いと作業も捗りました。
要らない木をバッサバッサと伐採した結果、薄暗かった林に明るい太陽の光が差し込むようになりました。
もともと里山はこうだったのですが、人の手が入らなくなって放置された結果、地面に陽が差さず樹木の生育に具合の悪い状況になってしまっています。

整備する前(今年4月)
スッキリしました。

まだまだ整備するエリアは広い!
「日本一の里山」らしい里山づくりに取り組み続けます。

神戸新聞の取材を受けてポーズを取るシノダ隊長・ムラカミ隊員・オオヤシキ隊員
その他

日本展示学会研究大会でポスター発表

6月13日にオンラインで開催された日本展示学会・第40回研究大会にポスター発表で参加しました。
研究大会の参加は2019年(@大阪芸術大学)、2020年(オンライン)に続き3回目です。

「未来に伝える里山(北摂里山博物館)の原風景 〜日本一の里山・黒川地域の共創活動〜」をテーマに、保存会が行なっている里山の保全活動や昨年の「北摂里山の日」、里山の記憶を記録する古写真アーカイブ活動を1枚のポスターにして発表しました。

学会での発表などとても慣れなくて冷や汗タラタラでしたが、なんとか40分間のセッションを務めることができました。
これで少しでも「日本一の里山・黒川」の情報発信になれば、悩みながらポスターを作った甲斐があります。

台場クヌギの森

川西市指定文化財に指定!

私たちが管理・保全する川西・黒川の里山「台場クヌギの森」が4月22日、川西市教育委員会から文化財(天然記念物)に指定されました。
(※正式な通知は5月25日付)

台場クヌギの森は
 ・台場クヌギが数多く群生している。
 ・茶道文化と深く関わっている菊炭(一庫炭)の生産を支えている。
 ・パッチワーク状の景観を形成している。
 ・室町時代からの長い歴史を有し、記録が残っている。
 ・多様な昆虫や野生生物に生息・生育環境を提供している。
ことなどから、このたび文化財に指定されました。

私たちはこれからも貴重な台場クヌギの森を保全し、伝統文化である炭焼きを守るとともに、多くの人に身近な自然を体感してもらえる場に整備していきます。

川西市の広報誌「midlife 」6月号でも紹介されました
台場クヌギの森

オオクワガタ・プロジェクト発進?

毎月の定例活動日が悉く雨に祟られ続けた里山班ですが、これじゃ一向に保全・整備が進まないので臨時に活動日を設けました。
例年より異例に早い梅雨入りで心配しましたが、奇跡的に晴れてようやく本格的に山仕事ができました。

今日の参加は3名です。
前回は雨で中断した、エドヒガンの周りに密生している雑木や蔓を切っていきます。

木にガッチリと絡み付いた蔓を切る信田隊長。何年かかったらこんなに太くて長い蔓になるのでしょうか。
貴重なエドヒガンを守ってドヤ顔?の隊長と河北隊員

ところで、クヌギの木には滲み出る樹液を求めて甲虫類が集まってきます。
クヌギの木の幹にポッカリ開いたウロは甲虫類にとって格好の巣になります。
20年以上前はここ黒川でもオオクワガタがたくさん生育していたそうです。

これがクヌギのウロ。見つめる二人は昆虫少年の目になっています
「このウロもなかなかいいぞ」(河北隊員)
伐採作業も放ったらかしでウロにのめり込む元昆虫少年2名

「これだけ立派なウロやったら、十分オオクワガタが育つで」と河北隊員から太鼓判。
「私も幼虫を育てた経験ありまっせー」と売り込む信田隊長。
二人が意気投合して、ここに「黒川オオクワガタ・プロジェクト」が立ち上がることになりました。河北リーダーと信田サブリーダーです。
さてどのようになるでしょうか、楽しみです。

台場クヌギの森

♫黒川は今日も雨だった…

毎月第3日曜日が里山班の活動日、3月も4月も雨に祟られました。
さて5月の定例活動日も天気予報は降水確率60%で、朝からぐずぐずした空模様です。

どうするか迷いましたが、このまま手を入れないのも困ったことなので、とにかく9時半に現地で集合して活動開始です。

まずは信田隊長と金渕隊員が山へ入って行きました。
少し遅れて河北隊員も合流しました。

予定どおり、里山のエドヒガン周辺の雑木を伐採してきれいにしていく作業に取り掛かりました。

長い間、手入れされていなかったので不要な木が茂っています。それらを順番に伐採していきます。

チェーンソーや手鋸で要らない木や絡み合った蔦を切っていきます。
切った木は一箇所に集めて積んでいきます。

作業を始めておよそ1時間後、心配していた雨が降り出してきました。
様子を見ていましたが、結局本降りになってしまいそこで作業は中断です。
河北隊員はカッパまで用意していたので残念でたまらない様子でした。

少ししか作業ができませんでしたが、それでも切ったところは明るくスッキリとしました。
写真がブレているのは私のiPhoneが古いせいです。
(かあちゃん、新しいの買ってくれ〜)

うちの活動日がいつも雨なのは誰のせいでしょうね。
次回6月の定例活動日まで置いておくのはちょっとマズイので、5月に臨時の活動日を設定します。
5月25日(火曜日)、平日ですが、来れる人はぜひ参加ください。

台場クヌギの森

里山班 緊急出動

シノダ隊長から「鹿柵に鹿が引っかかって死んでいる。柵が引き倒されている。」と連絡を受け、現場へ駆けつけました。

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1月に張った鹿柵が見事に倒され茫然自失のシノダ隊長。視線の先では子鹿が網に引っかかっています。
IMG_6972子鹿の死体ですが、生々しすぎて掲載できません。シノダ隊長の見立てでは3〜4歳のメスでした。死んだ後にカラス?などに突かれてます。可哀想ですがこれも自然です。
鹿柵は杭を打ち直し網を張り直して復旧させました。この中の植生が外とどう異なってくるのかを引き続き観察します。

鹿柵を直した後に、次回の保全活動に向けて、シノダ隊長とエドヒガンの周り状況を確認して回りました。

大きく立派なエドヒガンが何本もありますが、その周りにはグミやアベマキなどエドヒガンの生育には邪魔な木が何本もあるので、これを切ってしまうことにしました。

切る木と残す木を見分け、残す木には幹にテープを巻きました。

次回5月の保全活動日から切る木を少しずつ伐採していきます。

IMG_6981現場はこのように雑木がうようよと生えています。長年にわたって手入れがされていなかった様子です。
IMG_6982「この木は要りませんです。切ってしまいましょう」シノダ隊長はパッパッパと切る木と残す木を分けていきます。
IMG_6990左手前の木がエドヒガンです。保全活動した後にこの風景がどのように変わるのかが楽しみです。
IMG_6993クヌギの木に大きなウロがありました。クワガタムシがこの中で繁殖するそうです。ウロの中を覗き込むシノダ隊長の目は少年に戻っていました。

里山班の皆さん、5月から安全に気をつけて一本ずつ切っていきましょう。

台場クヌギの森

里山班は4月も雨にたたられて…

里山班は雨に祟られ続けています。3月の活動日は雨で順延→雨で中止。4月も雨で順延→今日も天気予報どおり朝からザーザー降りでした。一体誰が雨男?

でもお空に文句を言っても仕方がありません。山仕事の予定を変更して、黒川ベースでミーティングに切り替えました。

怪しい?おっさん3人組

まず、里山班のこれからの活動スケジュールを決めました。里山班は動き始めたばかりなので、これまではメンバーの都合に合わせて次の活動日を組んでいましたが、これからは毎月の活動日を固定してしっかりと活動していこうとなり、5月からは毎月第3日曜日の午前10時から午後3時を定例活動日とすることにしました。

次にどのような活動をしていくかを検討しました。土台は1月にワイワイとディスカッションして出し合った「整備プラン」です。

台場クヌギの森の「整備プラン」ですが、あくまで妄想てんこ盛りです。

「整備プラン」のどこから手をつけてやっていくか?…「まずはエドヒガンの周りをきれいにして、エドヒガンが大きく生育するようにしよう」ということで意見が一致しました。黒川は台場クヌギとエドヒガンが有名ですが、その両方が一緒に見られるというのが「台場クヌギの森」の特徴です。

台場クヌギとエドヒガンが並んで生育しています。これはなかなか他所ではありません。
エドヒガンが15本ほどありそうです。

信田隊長から「エドヒガンの種、つまりサクランボが5月の終わり頃に落ちる。それをジャムやお酒にできる」と教わりました。エドヒガンのジャムですかぁ、いいですねぇ。作っちゃいましょうか。チェリーパイもできるかな。妄想が広がります。

今日から保存会に新しいメンバーが参加してくれることになりました。中島さんです。これからもよろしくお願いします。

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