団体設立4年目の2021(令和3)年度は、前年度に引き続き、川西・黒川の里山「台場クヌギの森」の保全・整備に取り組むとともに、「日本一の里山」の情報を広く発信しました。
また、北摂の里山の魅力を発信する「北摂里山の日2021」を対面およびオンラインで開催しました。
さらに、関係団体と協働して里山ウッドデッキを維持管理するとともに、大学生の里山研究を支援しました。

台場クヌギの森の保全・整備活動

台場クヌギの日照を遮っているヒノキの伐倒や下草刈り、エドヒガン周辺の雑木の伐倒を行いました。
また、クヌギの苗木を試験的に10本植樹しました。

「日本一の里山」の情報発信

●「台場クヌギの森」の入り口に解説パネルを設置しました。
●「ひょうごふれあいの祭典」(10/16・17 神戸メリケンパーク)に出展しました。
●日本展示学会第40回研究大会にオンライン参加しました。
●「川⻄市内自然活動団体活動パネル展示会」(1/12〜24 アステギャラリー)に出展しました。

北摂里山の日2021

11月6日・7日に「北摂里山の日2021」を開催しました。
6日(第1部)は「古写真で語る北摂里山」として、黒川に残る古写真を参加者と一緒に見て、里山の文化を考えました。
7日(第2部)は「里山と京から考える海ごみ」として、北摂と京北(京都市)をオンラインで繋ぎ、海洋プラスチックをテーマに講演やフォーラムを開催しました。

里山ウッドデッキのメンテナンス

12月4日、保存会とNPO法人コクレオの森でニスを塗ったりしました。
作業後はピザ窯で手作りピザを焼いて味わいました。

大学生の黒川研究支援

大学生二人がそれぞれ、黒川を卒業論文のテーマに選んだことから、保存会が資料を提供したりアドバイスしたりして研究を支援しました。
また、1月29日に研究発表会を開催しました。

特定非営利活動促進法に基づく貸借対照表等の公告