日本一の里山にクヌギの苗木を植えました

3月25日土曜日、クヌギの苗木を植える市民参加イベント「菊炭を守る森づくり」の当日を迎えました。
天気予報はウェザーニュースも日本気象協会もIBM Watsonも全て前から雨予報。
毎日スマホを見てはため息をついて心が折れそうになっていましたが、当日の朝7時に奇跡的に雨が止みました。
参加者とスタッフに「本日実施」のメールを送って、集合場所の能勢電鉄・妙見口駅前へ。

参加者は9名。一番遠い人はなんと徳島県から来てくれました。
ちなみに、カメラにガン飛ばしているのはスタッフのオサムさんです。
駅から黒川「台場クヌギの森」へ向かう道中は、兵庫県立大学名誉教授の服部保先生による里山講座です。
照葉樹林の森のことやエドヒガンのことなどを詳しく楽しく教えていただきました。
「ホンモノの山伏」ムラカミ和尚が得意の法螺貝を高らかに鳴らして、里山を清めてくれます。
これを合図に植樹が始まります。
トンガやシャベル、鍬など、それぞれの道具で苗を植えるための穴を掘っていきます。
朝までの雨のおかげで地面は柔らかくなっていましたが、場所によっては笹の根が張っていて掘るのに苦労したところもありました。
掘った穴にクヌギの苗木を一本ずつ植えていきます。
この日は全部で50本植えました。
みんなで植えると早い早い!
最後に鹿除けのネットを全面に張り巡らせます。
タイガー(株)製のアニマルネット、延長80メートル。
これがないと鹿ちゃんファミリーに新芽を全部食べられてしまいます。
ついに完成!
苗木たちよ、しっかり大きく育つんじゃよ
参加者とスタッフ、大喜びの図
みなさん、お疲れ様でした。

この日植えたクヌギはおよそ20年経ったら大きく育って、炭の原木となるでしょう。
それまで鹿にやられないよう大切に育てていきます。

Follow me!

日本一の里山にクヌギの苗木を植えました” に対して1件のコメントがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です